たろへー営農の主力品目の一つである、タケノコ。荒れた山林、もちろん竹林も例にもれず整備が必要になっています。それでも毎年そこそこのタケノコが採れるのですが、商品価値のあるタケノコを育てるためにはかなり竹林に手を入れてやらねばなりません。好き放題に生えまくる竹、また竹!こいつらを管理状態にするのが竹林整備のミッションであります。結果は来年の春にわかるという、すぐに結果の出ない仕事はある意味農業に共通することかもしれません。忍耐強く取り組む必要がありますね。 放置された竹林でもそこそこ採れるんだったらいいじゃないかと心の奥底でささやく声を追い払い、さぁ竹林整備の始まりです。
竹林整備の進め方
・まずは、片っ端から枯れた竹を伐採
・伐採と共に下草刈り 小径木も含まれる
・竹の間隔を1.5mにするために竹を間引き
・お礼肥えと言われている竹林への施肥を行う
この3点を今夏に実施しなければいけないのですが、いかんせん放置状態である竹林の伐採だけでもえらい大仕事。ついでに勢力を広げすぎた竹を駆逐する必要もあり、誰かに頼もうにもそんな資金はないたろへー。自ら行動するしかない。
竹が密集しており林内が薄暗い
ところどころ枯れ竹が横たわっている。アオキなどの低木も散見される
竹と格闘すること2日間、竹林と未来に光が差す
事前に少しずつ手入れをしていたのですが、この2日間で800㎡のうち三分の二くらい、数にすると100本は伐採したかな。何が大変だって、竹を切るのはいいが、切った竹を運んで一か所に集めるのが大変。竹林って大体が傾斜地にできているので坂を上ったり下ったりで体力消耗半端ないです。しかしながら竹の切り口はまだ残っており、少し枯れた頃合いを見て切っていかねばなりません。来年にはタケノコが豊作となることを思い描いて忍耐強く進めるたろへーでした。
ちなみに、言いたくはないのですが、経済計算するとこの作業に費やす時間と次年度のタケノコの出荷額を見積ってざっくり計算しましたが、赤字ですね。まぁ時間単価をどこに置くかによりますけどね。
サラリーマン時代の時間単価ではダメだよ!
高いからね