野菜は太陽と大地のエネルギーを上手に使い実らせる。しかし形良く均一な仕上がり、そして安定した収穫を追求するほど自然から遠ざかる。自然農法と慣行農法、うまくバランスがとれれば良いね。私はどちらも否定しません。
さて、ニンジンの栽培ですが、菜園初心者のたろへー、頼りになるのがネットの記事と栽培ガイドブック。それによると、発芽が成功したらほぼ成功といえるほど発芽させるのが難しいようです。ふむふむ、発芽したらもう成功したようなもんだな。(ほくそ笑い)
そば殻でも保湿効果あるのね
まずは種まきから。乾燥に弱く発芽するまでは籾殻にて湿度を保つ必要があるのですが、残念ながら手元に籾殻なく、あるもので何とかしようの精神で廃却予定のそば殻枕の中身を使用。我ながら良い発想。
種まきは条撒きで薄く土をかける。ここまでは順調。しかし、後日雨が降った後によく見るとそば殻と共に種が流れてしまう物も出てきた。 畝が水平でないことが原因。溝も浅かったですね。
とかなんとか言いながら発芽にこぎつけることが出来ました。でも発芽の時期がバラバラだ。20日以上もバラつく。これでは収穫の時に安定した量が望めない。逆に考えると、その分長く新鮮な物が味わえるってことか?すなわち家庭菜園向きといえるのかな。
条撒きなので時々間引きが必要。間引きしたニンジンは丸かじりだ。昔ながらの人参くさい味でそれがまたうまい。
収穫時期は種まきから90日~110日後となります。あとちょっとで丸々太ったにんじんが食卓に登ることでしょう。。
収穫期がきても、ものになるニンジンは結局採れず。俣割れがひどいのと味が悪い。一言で言うと昔のニンジンの味をもう少し強烈にした味。今時のニンジンを食べ慣れている子供には喜ばれないでしょうね。このニンジンが世に出回ったららニンジン嫌いの子供たちがまた急増するのは目に見えています。面白いのが頭は育っている様に見えても極端に短いニンジンやウエストがキュッと絞ってあるものが出来ていた。
結論は、段取り8分と言うわけにはいかず、なかなか難しいニンジン栽培でした。(初年度終わり)
栽培記録
種まき:3月30日
発芽:4月20日
中耕・施肥:5月21日・6月5日・6月30日
間引き:随時
収穫:6月30日 夕食の献立の関係で早採りしちゃいました。
除草剤・農薬:使用せず
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